こんな授業していませんか?わかりづらい授業の特徴

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幸いなことに、この仕事を始めてから、優秀な学生たちに、「先生の授業が好きです!」「先生の授業が一番わかりやすいです」と評価してもらえて来ました。

当初はなぜそんなことを言われるのかよくわかりませんでした。
私は特別なことをしていないし、恐らく基本に忠実なだけ。。。なのになぜ?と、言われる度に思いました。

しかし、いろいろな先生方の授業を見学させて頂いて納得しました。なるほど、私の授業がわかりやすいと言われるわけだ、と。

本日は、私が気づいた「わかりづらい授業」の特徴をシェアしたいと思います。

わかりづらい授業の特徴

学生がうんざりしている授業はだいたいこれらに当てはまっています。一つだけではなく、複数当てはまっている場合がほとんどです。全部に当てはまっている先生もいます。

  • 未習だらけで何のための授業かわからない
  • 説明が長かったり、多かったりする
  • 先生が話している時間が長い
  • 先生が文型・文法をよく理解していない
  • 学生の質問にまともに答えられない
  • 場面設定が身近じゃない、あるいは場面設定がない
  • 文型のポイントを提示していない
  • みん日の場合、テキストの練習や文しか使わない
  • スライドを使う場合、スライドが雑だったり、適切ではない
  • 初級の授業で絵カードやレアリアなどを全然使わない
  • 学生をよく見ていない
  • 授業の組み立てがぐちゃぐちゃで何をやっているのかわからない

過去に一番ひどかった導入では、一切の文型に関する事柄の提示をしていなかっことでした。文型の意味、いつ使うか、接続、などなど一切なし。

最近でも、みん日初級5課くらいの学生に「これは接続詞ですね」と言っていたのを目撃して、ショックを受けました。

学生はわからなくても、わからない!と言わない学生が多いです。それはわからないことしか言わない先生に、わからないと言っても、何か質問しても、結局その後もわからないからです。
わからないと言われないから・質問されないから、自分の授業はわかりやすい・学生はわかっていると思うのは間違いです。

わかりづらい授業をする人はこんな人

だいたいこのようなタイプの人が多いです。あるいは全てに当てはまっています。

  • できないのは学生が悪いと思っている(自分は悪くないと思っている)
  • クラスの優秀な人を見て、みんなよくできていると勘違いしている
  • 自分の授業を振り返らない

どのクラスにも大抵数人は優秀な学生がいるかと思います。そういう学生だけを見ている先生は、結構多いです。全体の7〜8割が十分にできていないにも関わらず、「みんなできる!」と言っていたりします。
こういう先生は大抵、学生をよく見ていなかったり、不思議なフィルターがかかっているような気がします。みんなよくできている!と勘違いしていたら、自分の授業なんか振り返らないですよね。。。

中には、日々気をつけながら授業しているけど、なかなかうまく行かない先生や、気を抜いた途端にまたわかりづらい授業をし出してしまう先生もいますが。。。

経験年数は関係ない!

私が初めて、「先生の授業が一番わかりやすかった」と言ってもらえたのは、この仕事を初めてから3か月目のことでした。

私が授業見学させて頂いた先生の中には、経験が10年の先生もいましたが、上記に当てはまる授業をしていました。

私は新人教育を担当していたことがあるのですが、同じタイミングでこの仕事を始めた人たちでも差が出ることがありました。上記に当てはまる授業をし続け、学生にうんざりされてしまう先生もいましたし、上記に当てはまらないよう心がけて3か月ですごくいい授業をするようになった先生もいました。

経験年数は関係ありません。
自分の授業をより良くしたい気持ちと客観視、時には他の先生からのフィードバックを素直に受け止め、改善する意欲が重要だな、と思っています。

終わりに

ビザ目的で留学している学生には、厳しくなくて優しい先生が好かれます。
しかし、上記のような授業をしていると、本気で学びたい学生相手には、先生の信頼を失うことになりかねません。

この仕事を長く続けたいと思っている方は、一度ご自身の授業を客観的に見直してみてはいかがでしょうか。

以上、参考になれば幸いです。




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